サンドイッチを作りました。
私は片岡義男という小説家の小説の愛読者なのですが、
数ヶ月前だったと思いますが、今年、朝日新聞のコラムに
彼が寄稿していたのが頭に残っていました。
http://www.asahi.com/be/articles/TKY201302270069.html
タイトル通り、サンドイッチについてのコラムなのですが、
なぜこれが頭に残っていたかというと、
「サンドイッチを馬鹿にするな」
と、サンドイッチを作るたびに言われているような気になっていたからです。
これまで私がサンドイッチを作る時は、適当に選んだ具材を、
適当に挟むだけでした。
ようするに、サンドイッチについての基礎が全くおろそかになっていました。
そこで、丸の内の丸善の料理本コーナーの、サンドイッチ関連の棚に向かいました。
一番気に入ったのが、「サンドイッチの発想と組み立て」でした。
ナガタ・ユイ という方が書かれた本です。
先ほどのコラムでは、片岡義男が代官山のツタヤで購入したサンドイッチ
関係の本、3冊が紹介されていましたが、
この本はその3冊のうちの1冊ではなかったかと思います。
新聞は捨ててしまったし、朝日新聞のウェブサイトは会員登録しないと
最後まで読めないので、確認できません。
この本については、各国の代表的なサンドイッチを紹介した上で、
それをどう応用するか、という内容で、サンドイッチを作る上での「基本」
が重視されているところが、今の私が求めているところだと思い、購入しました。
ということで、この本を参考に、サンドイッチを作ってみました。
本日はフランスの、バゲット・サンドイッチ
用意した材料はバゲット、トマト、チーズ(ブルーチーズ、オリーブ風味のチーズ)、
レタス、ハム、それとマヨネーズ、粒マスタード、バター、ジャム、イタリアンパセリ。
バゲットを切って
バターを塗って、挟むだけです。
こちらはハム、トマト、レタス
こちらはチーズとハムとジャム。
どれも、今まで私が作ったサンドイッチのどれよりも、遥かに美味しいものになりました。レシピ通りとはいかないまでも、この本に書いてあることをだいたい守った結果です。
やはり、何事も基本を守ることは、とても大切なことだと再認識しました。
この本のレシピを半分くらい作る頃には、サンドイッチのおおよその基礎が身に付く
ことになるでしょうか。
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